リフォームの補助金がいくら戻るかを計算する
窓の断熱、給湯器の交換、手すりや段差の工事には、国の補助があります。工事の内容と枚数を入れると、公式の補助額表のとおりに、戻るおおよその額を出します。窓の補助は1戸100万円まで、2026年12月31日までに着工した工事が対象で、予算がなくなると早く締め切られます。
補助の額を計算する
工事の内容から、国から戻る額が分かります
使える補助と条件(2026年)
国の住宅の省エネの補助は、2026年は「住宅省エネ2026キャンペーン」としてまとめて行われています。どれも自分では申請せず、登録した工事会社が代わりに申請して、受け取った補助を施主に戻す仕組みです。見積もりを頼む時に、その会社が登録事業者かを確かめてください。
先進的窓リノベ2026事業(環境省)
- 内窓の取付け・ガラスの交換・窓の交換が対象で、窓と同じ契約なら玄関ドアの交換も入ります。ドアだけの工事は対象になりません。
- 額は工事の種類・建物の種類・製品の性能とサイズで決まる定額で、その合計が補助です。1戸あたり100万円まで、合計が5万円に届かない工事は対象外です。
- 2025年11月28日から2026年12月31日までに着工した工事が対象です。工事請負契約より前に着工した工事は対象になりません。
- 2026年10月30日0時の時点で、予算に対する申請額は約33%です。予算に達した時点で受付が終わります。
給湯省エネ2026事業(経済産業省)
- エコキュート7万円・ハイブリッド給湯機10万円・エネファーム17万円(1台あたり)。性能の要件を満たす機種は、エコキュート3万円・ハイブリッド2万円が加わります。
- 戸建は2台まで、マンションなどの共同住宅は1台までです。電気蓄熱暖房機(4万円/台)や電気温水器(2万円/台)を外す工事には加算があります(加算は予算36億円を目途に終了予定)。
- 2026年10月30日0時の時点で、予算に対する申請額は約54%です。
みらいエコ住宅2026事業(国土交通省)
- 平成28年(2016年)以前に建てた家のリフォームが対象で、まず1つの部屋で窓と壁・床・天井などの断熱をまとめて行うことが条件です(この条件の組み合わせは家の建築時期で変わります)。
- 条件を満たすと、その家のほかの工事(節水型トイレ・高断熱浴槽・手すりなど)も補助に入ります。上限は平成3年以前の家で最大100万円、平成4〜28年の家で最大80万円です。
- 窓リノベの対象になる窓は窓リノベで申請し、同じ窓で両方は受けられません。工事の組み合わせが細かいため、この計算には入れていません。予算に対する申請額は約12%です(2026年10月30日0時)。
介護保険の住宅改修(市区町村)
- 要支援・要介護の認定を受けた人が住む家の、手すり・段差の解消などの工事が対象です。限度は要介護度に関係なく20万円で、そのうち自己負担の割合(1〜3割)を除いた分が戻ります(1割なら最大18万円)。
- 原則1人1回で、要介護度が3段階以上重くなった時や転居した時は、もう一度20万円まで使えます。工事の前に市区町村へ申請が要ります。
併用について
窓リノベと給湯省エネは、別の工事なので一緒に使えます。同じ窓・同じ給湯器に、国の2つの補助を重ねて受けることはできません。市区町村の補助は、国のお金が入っていない物なら重ねて使えることがあるので、住んでいる市区町村のページも確かめてください。
見積もりで見るところ
- 登録事業者か: 補助の申請は工事会社が行います。登録していない会社だと補助は受けられません。
- 製品の型番と性能区分・サイズ: 補助額は製品の性能とサイズで決まります。見積もりに型番と区分(P・S・A、特大〜小)が書かれているかを見てください。
- 補助を引く前と後の額: 補助は工事会社が受け取ってから戻すので、値引きとして引くのか、後で振り込むのかを確かめます。
- 契約と着工の日: 契約より前に工事を始めると対象外です。予算がなくなると締め切られるので、着工の時期も聞いておきます。
同じ窓でも、会社によって工事費は変わります。2〜3社から見積もりを取ると、補助を引いた後の負担で比べられます。
出典: 環境省「先進的窓リノベ2026事業」・経済産業省「給湯省エネ2026事業」・国土交通省「みらいエコ住宅2026事業」の公式ページ(対象要件・補助額の表・予算に対する申請額の割合。2026年10月30日に確認)、厚生労働省「介護保険における住宅改修」をもとに株式会社RE-IDEAが計算・加工。各省が作成したものではありません。
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